水虫は初期の段階では、殆ど自覚症状がありません。ちょっと痒いとか、赤くなっている程度です。そのため、ほとんどの場合は放置されてしまい、知らないうちに水虫がどんどん進行し、慢性化してしまうことに。慢性化した水虫は、「角質増殖型足白癬」と呼ばれ、足裏全体が厚くかたくなり、次第にひび割れて、こすると剥がれ落ちてくるようになります。角質(硬タンパク質の一種です)増殖型足白癬を放置しておくと、爪にまで感染して、「爪水虫(爪白癬)」になることもあるでしょう。これは、水虫の末期症状とも言えるものです。痒みはありませんが、爪が黄色や白色に変色して厚くなります。そして、爪の表面が変形して、波打ったようにデコボコした状態になり、爪が破壊されていきます。ここまでくると水虫を完治させるのは難しく、長い時間が必要なのです。また、水虫は足にだけ起こるものではないのです。水虫を放置しておくと、体中に感染・寄生します。さらに、自分だけではなく、家族や身近な人へも感染してしまうでしょう。水虫は、生活習慣病のように命に関わる病気ではありません。しかし、水虫菌は非常に生命力が強い菌であるため、一度かかるとなかなか完治しない上、治療には時間がかかります。それでも、初期の段階であれば、まだ治療は楽なのですが、進行するとかなりの根気と時間が必要となってくるのです。それに、放置しておくと爆発的に広がってしまうこともあります。たかが水虫(足の角質を剥がすケア用品のベビーフットを治療に応用する人もいるそうですが、効果のほどは定かではありません)と侮ってはいけません。水虫かな?と思ったら、すぐに病院へ行き、診てもらうようにしましょうー